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「螺」型にする花茶も茉莉花茶の故郷である福州の伝統品類。
竜条に使われる福鼎頭春烘青緑茶と異なり、
銀螺は政和産のやわらかい一芽両葉の烘青緑茶をベースとして
6 回も花を交換して香りを吸収させて、
螺旋状に仕上げた。
飲む体感として、お茶の部分は、竜条よりコクがあるといわれる。
茶師の陳威威さんはまだ30代で、よくお茶の世界で差別される、郷土の花茶と郷土を愛してる茶師。
花・茶・窨(薫)製に対する深い理解を持つ。もちろん作った花茶がトップレベルの美味しさ。
彼は白茶・烏龍茶などの製茶技術を若い頃から広く狩猟し、福鼎などの産地でコネでも借りてディープに修業してきてたけど、これから花茶以外のカテゴリを深めないようにしたそう。
そして彼は、現時点最も若い福州茉莉花茶伝統窨製工芸非遺伝承人(無形文化財認定伝承者)でもある。
いろんな意味で福州ぬ宝。
彼は古物を愛好し、また福建の地で生まれた古物の同好・福州で黙々と創作・伝承活動を行ういろんな工芸家たちと交遊してきて、自身の美的センスも高い(筆者評)。
今年後半、日本に招いて製茶講習会を開く、または香付け職人のノウハウを活かして、各地の風土に適う花茶野可能性を再発見する旅を検討中。
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お湯の分量/茶葉の分量:150cc/2.5g
お湯の温度: 85℃
淹れられる回数: 5回程度
浸出時間:
15秒、15秒、20秒、40秒…