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すでに六堡茶(熟プーアルと同じく「黑茶」と分類される)の原産地である
広西では、ジャスミンの香りを六堡茶に移す品類が存在しているが、
花茶の古都・福州の陳威威さんにとって、新しい試み。
黒茶の初心者には、その土っぽい・カビっぽい匂いが苦手な方が多いが、
ジャスミンの香りで、その土・根っこっぽい匂いを
巧妙に新枝のような初々しい香りに変化させた。
味はマイルドで温かみがあって、寒い季節にも合う。
四回ジャスミンを交換して、香りを重ねたもの。
2025年は陳さんの茉莉六堡の元年で、これからの進化を期待。
ベースとなるお茶は、陳さんが2011年に入手した2009年産の六堡茶、
グレードは荒葉と茎が多い「三級」
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[茉莉花茶師・陳威威について]
陳さんはまだ30代で、よくお茶の世界で差別される、郷土の花茶と郷土を愛してる茶師。
花・茶・窨(薫)製に対する深い理解を持つ。もちろん作った花茶がトップレベルの美味しさ。
彼は白茶・烏龍茶などの製茶技術を若い頃から広く狩猟し、福鼎などの産地でコネでも借りてディープに修業してきてたけど、これから花茶以外のカテゴリを深めないようにしたそう。
そして彼は、現時点最も若い福州茉莉花茶伝統窨製工芸非遺伝承人(無形文化財認定伝承者)でもある。
いろんな意味で福州ぬ宝。
彼は古物を愛好し、また福建の地で生まれた古物の同好・福州で黙々と創作・伝承活動を行ういろんな工芸家たちと交遊してきて、自身の美的センスも高い(筆者評)。
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お湯の分量/茶葉の分量:100cc/3g
お湯の温度:95℃
淹れられる回数:8回程度
浸出時間:
前2回8秒程度で、それ以降8秒ずつ時間を増やす