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5年前にはまだ最上級のジャスミン茶(現在は十二・十三窨)。
ベースとなる茶葉「針王」は
(福州花茶業界が原料に対するグレード名、福鼎の「白毫銀針」相当)、
八窨の「龍條」と比べれば、
グレードが高くて(針王が一番摘みで、茶樹が一冬蓄積されてきたエキスが入れられる)、
太くて、芽のなかに4層-5層の芽がまだ入っている(図2参照)ことで、
より多めの芳香成分を保管できる。
さらに「龍條」と比べれば、
完全に揉捻を行わないことで、
淹れるときに味と香りはゆっくり放出。
また意味ある八→九はかなりハードルがあると言われて、
窨製の際に茶師のノウハウでこのハードルをよく乗り越えれば、
ただ香りが濃くなるではなくて、
新しい香りの次元に到達できたと思います。
より奥深くて「高い」香りになります。
福鼎頭春頭采の烘青綠茶,
茶葉の約9倍の重さの福州産二重ジャスミン花を
9回に分けて着香した超高級ジャスミン茶。
茶師の陳威威さんはまだ30代で、よくお茶の世界で差別される、郷土の花茶と郷土を愛してる茶師。
花・茶・窨(薫)製に対する深い理解を持つ。もちろん作った花茶がトップレベルの美味しさ。
彼は白茶・烏龍茶などの製茶技術を若い頃から広く狩猟し、福鼎などの産地でコネでも借りてディープに修業してきてたけど、これから花茶以外のカテゴリを深めないようにしたそう。
そして彼は、現時点最も若い福州茉莉花茶伝統窨製工芸非遺伝承人(無形文化財認定伝承者)でもある。
いろんな意味で福州ぬ宝。
彼は古物を愛好し、また福建の地で生まれた古物の同好・福州で黙々と創作・伝承活動を行ういろんな工芸家たちと交遊してきて、自身の美的センスも高い(筆者評)。
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お湯の分量/茶葉の分量:100cc/2.5g
お湯の温度: 90℃
淹れられる回数: 12回程度
浸出時間:
15秒、15秒、20秒、40秒…