SOLD OUT
徳化の骨董屋で見つけた明代(約1368-1644年)徳化茶杯。
福州の修復師ユーさんに鎹・金継で直していただいた。
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2つの面にそれぞれ表情が違う一本のヒビが入っている。
それぞれの表情に応じて鎹をつけてもらった。
素焼きのときにできた割れである可能性が高い面では、
釉薬が台まで垂れる表情も美しい。
天然の「失敗」がこんなに巧みに集まる一作、なかなかない。
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窯の遺跡で集められたもの。還元焼で青みかかっている。
最近の復刻された手拓白磁の「馬蹄杯」の原型。
「きれい」な古馬蹄杯は最近出回りが少なくなっている気がする。