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徳化の陶芸家の紹介で、知り合った安溪林口の高さんが作ったお茶。
もともと茶林に梅占、毛蟹、黄金桂、鉄観音などが混生していて、
品種を選別せず摘採して製茶したもの(「色種」)である。
色種は前近代の輸出資料によく見かける名前で、
最近逆に品種を強調し知名度的にマイノリティーになっている。
北白川こうだん店初めて勧める野放茶でもある。
十何年前に、鉄観音の下火に連れて、
元々茶樹が栽培される茶山が「抛荒」(廃棄)されて、
村の若者が大都市に出稼ぎに行った。
(現在安渓鎮の市場に行ってもわかるように、500gの鉄観音は600円で売られてるところが少なっくない)
そこで、2012年、販路に悩んでた高さんの店に
台湾から遊びに来た元物理教師で退職後野放茶の研鑽を続けてきた
李さんが偶然入って、
その後一緒に高さんの茶山に行って、
高さんの野放の道を開いた。
陸羽の時代もう「上者生爛石」と言われてきたんだが、
茶樹は実は安渓林口のような岩石が多くて、
割と痩せている土壌・山では
そんなに強い木ではないらしい。
茶の木以外、植物が生えてないところも多かった
人間の手が入らないと、
藤などほかの植物との競争で負けて消えてゆきがちと聞いた。
特に「鉄観音」その品種が弱くて、
野放しちゃいたい場合、
毛蟹、黄金桂、梅占など強い品種に囲まれながら植えないと、
負けやすい。
梅占でも、まだ生きているのに、枝の芯が蟻に食われる個体を見かけた。
高さんたちの「茶畑」も、山に散在していて、
今は入ると人間よりも高い林になっている。
茶山を歩いてみれば、大量生産に頑張ってた時代から生き残ってる剪定された昔の「新叢」の鉄観音と他の品種(鉄観音は多くの閩南・台湾烏龍と同じ、香りのために若い茶樹を求める場合が多かった)もすこし見える。
梅占とほかの「色種」は、従来烏龍茶を愛飲してきた地域の玄人たちに老樹の韻が大切されるが、
ブームに愛されぬ者として、残ってきた。
海抜:約800m
樹齢:50-60年とそれ以上(混在していて、一緒に採集される)