SOLD OUT
「虚扁」という平たい器形は、前近代にもあって、
伝世品の中で、伝時大彬(17世紀)作のはもっとも古いもの。
作家の汪海洋さんは、おそらく時大彬作の伝世品にリスペクトする気持ちで、
時大彬作と肌理が近似する「桃花泥」で本作を作りました
「桃花泥」は黄金段泥より上の層で採掘された一種の共生鉱と言われて、
紫泥的粒子が産地・ロットによって多少入っており、
これで独特な発色とキメを成されています。
桃花泥は分類的に段泥か降坡泥かについて、論争がありますが、
この作品に使われる土は段泥的な成分がメインで、
段泥に入れました
型を使わずの完全手作りです